【入門機に最適】低価格オシロスコープDHO804の使い方 | アナデジ太郎の回路設計

【入門機に最適】低価格オシロスコープDHO804の使い方

オシロDHO804 回路設計

この記事でわかること

・DHO804の特徴
・DHO804を使った波形測定
・DHO804日本語マニュアル

本記事では、電子工作向けの低価格オシロスコープRIGOL製DHO804について、
その特徴と使い方を説明し、実際の波形測定についても解説します。

※本記事はオシロスコープ操作方法の一例を紹介するものであり、
ここで紹介する製品の動作を保証するものではありません。
購入については自己責任でお願いします。
(不明点等の質問にはお答えできません)

DHO804の特徴

RIGOL(リゴル)は1998年創立の中国メーカーで、
オシロスコープ(以下、オシロ)がメイン製品ですが、
スペクトラムアナライザや、ファンクションジェネレータ等も扱っています。

日本では2007年頃から販売されるようになり、
2009年の月刊トランジスタ技術の裏表紙に
RIGOL製オシロの広告が掲載されていたことから、
15年以上の歴史があります。

DHO804写真

このDHO804は、RIGOL製オシロの定番品DS1054Zの後継的な位置づけの製品で、
周波数帯域が50MHzから70MHz、垂直分解能が8bitから12bitに向上しており、
スクリーンは7インチと同一サイズながらもタッチパネル化し、
解像度は800×480から1024×600にアップしています。

サイズは奥行きが約77mmと薄く、机の上に置いても邪魔になりません。
(使用時は裏面のスタンドを引き出すことで、安定かつ操作しやすくなります)

DHO804スタンドを立てた時

重量も1.78kgと、DS1054Zの半分程度なので、非常に軽く持ち運びしやすいです。
価格は6万円程度と、前機種とほぼ同じで低価格となっています。

DHO804の内容

DHO804開梱

Amazonで注文したところ、RIGOLの外箱に入った状態で納品されたので、
製品が入っている内箱は綺麗な状態でした。

DHO804開梱内容

付属品は、プローブ4本と電源ケーブルの他に、USBケーブルとアース線です。

DHO804付属ケーブル

電源ケーブルはアース端子付2Pプラグなので、家庭用コンセントに接続できます。

DHO804電源ケーブル

電源ケーブルはACアダプタを経由して、USB TYPE-Cコネクタで本体に接続されます。
従って、Type-C対応のモバイルバッテリーがあればコンセントが無くても使用できます。

DHO804アース線

アース接続する場合は、本体裏のアース端子に付属のアース線を接続します。

※一般的なオシロ(電源ケーブルが本体に直接接続されるタイプ)については、
 電源ケーブルのアース端子は、オシロ本体のアース
 (各プローブのBNC端子の外側や、筐体等)と繋がっています。

 
 しかし、このオシロは、ACアダプタ部分で絶縁されており、
 電源ケーブルのアース端子とオシロ本体のアース端子とは繋がっていないので、
 上記の方法でアース接続する必要があります。

USBケーブルはPCと接続してオシロを制御するのに使用します。
オシロの制御には専用ソフト(RIGOL Ultra Sigma ※1)により、
SCPIコマンド(※2)を送信して行います。

※1:RIGOL公式HP (http://www.rigol.com) からダウンロードできる。
※2:Standard Commands for Programmable Instruments
  (プログラマブル計測器用標準コマンド)の略で、測定器用のコマンド言語



DHO804を使った波形測定

DHO804測定環境
PICマイコンUSBシリアル通信構成
UART接続回路

ここでは、PICマイコンのシリアル通信(UART)信号を測定します。
 CH1:UART 受信信号(RX) 
 CH2:UART 送信信号(TX) 

使用した学習キット等の詳細は下記記事を参照下さい。

1.プローブの倍率切替スイッチを×10にする
本オシロ付属のパッシブプローブ(PVP3150)には倍率切替スイッチが付いており、
×1又は×10に設定できます。

DHO804付属プローブ 倍率切替スイッチ

この倍率は、プローブ入力電圧とオシロ入力電圧の比であり、
×1なら1:1(プローブ入力電圧がそのままオシロに入力)、
×10なら10:1(プローブ入力電圧の1/10がオシロに入力)となります。

倍率切替の仕組みですが、プローブには9MΩの抵抗が内蔵されており、
×10にすると9MΩを経由してオシロに入力され、×1では9MΩはショートされます。

オシロの入力抵抗は1MΩであることから、
×10の時は1MΩと9MΩで1/10に分圧された電圧が
オシロに入力されるので、最大入力電圧を高くできます。
(PVP3150 最大入力電圧 ×1:150V、×10:300V)

また、プローブの入力抵抗が10MΩと大きくなるため、
負荷効果(※3)の影響を小さくでき、周波数帯域幅(※4)が高くなることから、
通常の測定では×10に設定します。
(PVP3150 帯域幅  ×1:20MHz ×10:150MHz)

※3:プローブ側に電流が流れてしまうことで、負荷を繋げた様な状態となり、信号波形に悪影響を及ぼすこと。
※4:周波数帯域幅が高いほど、高周波信号を測定できる。

×1に設定するケースとしては、微小電圧の測定になりますが、
周波数帯域幅が低くなるので注意します。

※詳しい操作や機能説明については、後述する日本語マニュアルを参照

2.オシロの電源スイッチをONする
初期設定の場合は以下の状態になります。
(Setup機能を用いれば、前回の設定で起動させることもできる) 

 チャンネル1有効、トリガ設定(AUTOモード、立上りエッジ)、
 電圧レンジ50mV/DIV(プローブ設定×1)、時間レンジ2us/DIV

DHO804初期状態画面

3.垂直メニューを開く
プローブ倍率設定を×10にします。チャンネル2も同様に設定します。

DHO804操作画面
垂直メニュー
測定画面

4.電圧軸と垂直位置を調整する
各チャンネル毎に垂直位置ノブで縦方向の位置を、
電圧軸調整ノブで電圧レンジを調整します。

DHO804操作パネル

各チャンネルの指定は、チャンネルキーを押すか、
チャンネルラベルをタッチします。

5.時間軸調整ノブで時間軸を調整する
時間軸を50ms/DIVより長くすると、
波形が左から右に流れるロール表示モードとなり、
トリガメニューが開けなくなります。(初期設定の場合)  

6.トリガモードを設定する
繰り返し信号なら、このままAUTOでも良いですが、
単発信号なら、SINGLEボタンを押して、シングルトリガで測定します。

この時、トリガ条件スイッチでトリガを行うエッジ(立上り、立下り、両方)
を設定しておきます。

測定波形

※受信信号(RX)と送信信号(TX)でHレベル電圧が異なっているのは、TXを出力するPICマイコンが5V電源動作で、 
 RXを出力するUSBシリアル変換モジュールが3.3V電源動作だからです。

 PICマイコンの論理入力はTTLレベルなので、3.3V系のRX信号を認識でき、
 USBシリアル変換モジュールは5Vトレラント仕様なので、5V系のTX信号を入力できます。

7.画面を保存する
Quickボタンを押すと、画面が保存されます。(初期設定の場合(※5)
保存先は、USBが挿入されていれば、USB(Dドライブ)に、
未挿入ならば、オシロ内のローカルディスク(Cドライブ)になります。
  
※5:Utility(ユーティリティ)機能でQuickボタンで行う処理を指定できる。
  初期設定では画面保存処理となっている。 詳しくはこの後のマニュアルで説明。



DHO804日本語マニュアル

フロントパネルの説明

詳細については、後述する「各メニューの説明」を参照。

DHO804正面写真

電源キー

電源ON :オシロ正面左下の電源キーを押す。

電源OFF :以下の4種類がある。
①電源キーを1回押すと、
 画面に「Are you sure to shutdown?(シャットダウンして良いですか)」
 と表示されるので、「OK」をタップする。

②電源キーを2回押す。

③電源キーを3秒間押す。

④画面左下の機能ナビゲーションアイコンをタップし、Shutdownを選択すると、
 画面に「Are you sure to shutdown?(シャットダウンして良いですか)」
 と表示されるので、「OK」をタップする。

USBポート

USBメモリやマウスを接続できる。
USBメモリを挿入すると、ファイルの保存先が自動的にUSB(Dドライブ)になる。
(未挿入の場合は、オシロ内のローカルディスク(Cドライブ)に保存される)

USBポートは1つしかないので、
USBメモリとマウスを両方使用したい場合はUSBハブを使用する。

プローブ補正信号出力端子/グランド端子

プローブ補正用に使用するチェック信号が出力されている。
(3V 1ms周期 50%duty)

Horizontal(水平調整)エリア

水平調整エリア

水平位置調整ノブ
トリガ位置を左右に移動する。 ノブを押すと初期位置に戻る。

水平設定キー(Menu)
水平メニューが開く。

ナビゲート設定キー(Navigate)
ナビゲーション メニューが開く。

ナビゲーションキー(▲■)
記録した波形を左右に移動させたり、指定した条件まで移動(検索)する。

時間軸調整ノブ
時間軸の単位を変更できる。
ノブを押すことで、微調整/粗調整に切り替わる。
(設定変更でズーム モードの有効/無効になる)
※設定変更方法は、後述するUtilityメニューを参照。

Vertical(垂直調整)エリア

垂直調整エリア

チャンネルキー
チャンネル1~4を有効(表示)/無効にする。
チャンネルの状態によって、キーを押した時の動作は以下の様になる。
・チャンネル非表示時 :波形が表示される。(キーが点灯)
・チャンネルが表示、かつ未選択時 :チャンネルが選択される。
・チャンネルが表示、かつ選択時  :波形が非表示になる。

垂直位置調整ノブ
選択した波形が上下に移動する。ノブを押すと初期位置に戻る。

演算メニュー表示キー(Math)
演算メニューが開く。
演算には、A+B、A-B、A×B、A/B、FFT などがある。

参照キー(Ref)
参照メニューが開く。
チャンネル1~4を参照波形として画面上に追加表示できる。

電圧軸調整ノブ
電圧軸の単位を変更できる。
ノブを押すことで、微調整と粗調整が切り替わる。

Trigger(トリガ調整)エリア

トリガ調整エリア

トリガ設定キー(Trigger)
トリガメニューが開く 。

トリガスロープ設定キー(Slope)
トリガエッジの種類 (立上り、立下り、両方) を選択する。
(キー上部のランプが 点灯)

トリガメニューにおいて、トリガタイプがedge(エッジ)に設定されていない場合、
このキーは無効になる。

トリガスロープ設定キー

強制トリガキー(Force)
トリガが強制的にかかる。

トリガレベル調整ノブ(LEVEL)
トリガレベルを調整できる。
ノブを押すと、トリガレベルがピーク・ツー・ピーク値の50%に設定される。

その他

フロントパネル

測定キー( Measure)
測定メニューが開く。

カーソルキー (Cursor)
カーソル測定を有効にする。

分析キー(Analyse)
分析メニューが開き、デジタル電圧計、周波数カウンタなどが使用できる。
 
タッチロックキー(Touch Lock)
タッチ スクリーン機能が無効になる。 有効にするには、もう一度押す。

クイックアクションキー(Quick)
あらかじめ選択(※)した操作を実行する。初期設定では画面保存になっている。
※画面左下の機能ナビゲーションアイコンをタップし、表示されたメニュー内の
  [Utility] > [Setup] > [Quick]で処理内容を選択できる。

各種操作ボタン

各種動作ボタン

AUTO キー
オートスケール機能を実行する。
入力信号を最適に表示するように垂直・水平スケール、トリガモードが自動設定される。

AUTO設定からの復帰

※間違って押した場合、 画面上の戻るマークのアイコンをタップすると、直前の設定に戻せる。
  
RUN/STOPキー
測定を開始、または停止させる。
RUN(測定中)は緑、STOP(停止中)は赤に点灯する。

SINGLEキー
トリガ モードをシングルに設定して測定する。(キーが点灯)

DEFAULTキー
このキーを 1回押した時に「OK」をタップするか、再度キーを押すと初期設定に戻る。

DEFAULTキー処理

CLEARキー
画面上の全波形が消去される。
RUN(測定中)の場合は、新しい波形が表示され続ける。

多目的ノブ

ノブ1とノブ2があり、オシロの状態によって操作できる内容が変わる。

多目的ノブの動作モード表示

・初期状態(カーソル非表示、又は各種メニューが開いていない場合)
 intensity(強度)ランプが点灯し、ノブ1で波形の明るさが調整できる。

・カーソル表示時
 垂直カーソル選択時は各ノブの上部、水平カーソル選択時は左側のランプが点灯。
 カーソルを上下左右に移動させる(ノブ1、2)

・各種メニューが開いている場合
 演算や参照メニューを開いた時に設定値を調整する。
 メニュー画面上に六角形印の1、2マークが表示された項目をノブで調整できる。
 ノブを押すと初期値に戻る。

垂直メニュー
キーバッド入力画面

 1、2マークが表示された項目をタップすると、キーバッド画面が開き、数値入力できる。



画面の説明

DHO804画面

状態ラベル
オシロの動作状態を表示。
 RUN  :ロール表示
 STOP :停止
 T’D  :トリガ中
 WAIT :トリガ待ち
 AUTO :オードモード

H(水平タイムベース ラベル)
現在の時間軸設定を表示。
このラベルをタップすると、水平設定メニューが開く。

A(サンプリング レートとメモリ長ラベル)
現在のサンプリング レートとメモリ長を表示。
このラベルをタップすると、水平設定メニューが開く。

D(水平位置ラベル)
現在のトリガ位置を表示。
このラベルをタップすると、水平設定メニューが開く。

T(トリガー ラベル)
トリガー条件を表示。
このラベルをタップすると、トリガー設定メニューが開く。

機能ツールバー
STOP/RUN、カーソル等の主要機能を使用するためのキーを表示。
左右にスライドさせて、表示内容を切り替えてタップする。

Result(結果)バー
カーソル等、各種機能を使用した際の測定結果を表示。
画面の右下隅にあるマークをタップすることで、結果バーの開閉ができる。

通知領域
初期状態ではサウンドアイコンのみ表示。
USBを挿入するとUSBアイコンが追加される。
それ以外にも、LAN接続やリモート接続で各アイコンが追加表示される。

この領域をタップすると、Utility(ユーティリティ)メニューが表示される。
サウンドアイコンをタップすると、操作音を有効/無効にできる。
 
M(演算ラベル)
Mの部分をタップすると、演算結果 Math1 ~ Math4 のオン/オフ状態を表示。
M1 ~ M4 ラベルをタップすると、
1回目はMath1 ~ Math4画面が開き、2回目は演算メニューが開く、
閉じる場合はウィンドウ画面右上の×マークをタップする。

演算ラベルによる画像操作

チャンネル ラベル
チャンネル1~4のオン/オフ状態を表示。
ラベルをタップすることで、チャンネルを有効(表示)/無効(非表示)にしたり、
垂直メニューを開くことができる。

機能ナビゲーション アイコン
アイコンをタップすると、スタート メニューが開き、
メニュー内の各種機能キーをタップして、各メニューにアクセスできる。

機能ナビゲーションアイコン



各メニューの説明

Utility(ユーティリティ)メニュー

起動時の状態、表示言語、データの保存条件、Quickメニューの設定などを行う。

Utilityメニューは以下の方法で表示できる。
・画面左下の機能ナビゲーション アイコンをタップし、Utilityを選択する。
・画面右下の通知領域をタップする。

ここでは、Utilityメニューでよく利用するSetup機能とQuick機能について説明する。

Setup(セットアップ)
セットアップメニュー

Language
表示言語を英語から日本語等に変更できる。

※但し、日本語表示は微妙な表現のものがあり、マニュアルも英文のみなので、
 本記事では、英語表示のままで使用している。

Load Last
電源投入時の各種設定を指定する。
 Default :初期設定
 Last  :前回の設定を維持

※初期設定では、プローブ倍率設定が1倍になっているため、
 起動の度に倍率を10倍に変更する必要がある。
 Lastに設定することで、10倍にしておけば、それ以降は倍率変更の必要が無いので便利。

Power Status
ONにすると、電源に接続した時に自動的に電源オンする。

Beeper
ONにすると、操作音が有効になる。

AUX OUT
オシロ裏面のAUX端子の出力内容を設定する。
 TrigOut :トリガーパルス信号を出力
 PassFail :合否判定機能動作時に、合格又は不合格時にパルス信号を出力
       合格/不合格どちらで信号を出力するか等、
       合否判定の各種設定はUtilityメニュー内のPass/Failで設定する。

Input Lock
ONにすると、入力機能がロックされ、
タッチスクリーンやフロントパネルのキーやノブが使えなくなる。
ロックを無効にするには、フロント パネルのチャンネル キーを
1、1、2、2、の順に押すことで解除できる。

Expand
電圧軸調整時の拡大/縮小方法について設定する。
 GND :GNDレベルを中心にして拡大/縮小(初期設定)
 Center : 画面中央を中心にして拡大/縮小

Expandメニュー

Fine/Zoom
時間軸調整ノブを押した時の動作について設定する。
 Fine :微調整の有効/無効(初期設定)
 Zoom : ズーム モードの有効/無効(こっちが便利)

ズームモード
Quick(クイック)
Quickメニュー

Operation
フロントパネルのQuickキーを押した時の動作を設定する。
 Save Image :画像データを保存(png、bmp、jpg形式)
 Save Wave :波形データを保存(bin、csv形式)
        (Memory又はScreenを選択)
 Save Setup :設定を保存
 All Measure :全測定を実施(CH1~CH4を選択)
 Stat Reset  :統計データをリセット(Measure又はPass/Failを選択)
 Record   :波形が記録される
 Save Wave :グループ保存
        (Save Image, Save Wave,Save Setupから 1 つ以上の項目を選択)

※初期設定はSave Imageになっており、USBメモリを挿入しておけば、
 Quickキーで画面データがUSBに保存されるので便利。
 ここでは、Save Image選択時の各種設定について説明する。

Format
画面データの形式(png、bmp、jpg)を選択
 Invert :ONすると画像の色を反転して保存する。
      白地になるので、印刷時にインクを節約できる。
 Color :Grayにすると白黒画像になる。

※データが保存される場所は初期設定の場合、
 USBが挿入されていれば、USB(Dドライブ)に、
 未挿入ならば、オシロ内のローカルディスク(Cドライブ)になる。

 変更したい場合は、機能ナビゲーション アイコンをタップし、
 Storageメニューの File Path設定で変更できる。

Storage(ストレージ)メニュー

ストレージメニュー

ここでは画像データ保存時の各種設定を行う場合について説明する。
(ChooseをSave Imageに選択する)

※以下の3つは上記のQuickメニューでも設定可能
Format
画面データの形式(png、bmp、jpg)を選択

Invert
ONすると画像の色を反転して保存する。白地になるので、印刷時にインクを節約できる。

Color
Grayにすると白黒画像になる。

画像保存設定

Header
OFFにすると、画像左上の機器モデル名(DHO804)が非表示になる。

File Name
ファイル名を設定(初期設定はRigolDS0_*  *は連番)

File path
保存先を設定
初期設定では、USB挿入時はUSB(Dドライブ)に、
未挿入時はオシロ内のローカルディスク(Cドライブ)になっている。

Overlay
ONにすると、上書き機能が有効になり、
既存のファイル名と同じファイル名にした場合、上書きされる。



Vertical(垂直)メニュー

垂直メニュー

垂直メニューは次の方法で開く
・フロントパネルのチャンネルキー(CH1~4)を押す
・画面のチャンネルラベル(CH1~4)をタップ
・各種メニュー(水平、トリガ、測定)画面の左下にあるVerticalをタップ

垂直メニュー画面上のCH1~CH4タブで設定するチャンネルを選択する。

Display
チャンネル表示
ONすることでチャンネルを有効(表示)にする。
※フロント パネルのチャンネルキーを押すことでも操作可能。

Fine
微調整スイッチ(電圧軸調整ノブを押すことでも切替可能)
 OFF :粗調整(初期設定)
    1-2-5のステップで値が切り替わる
     (500 μV、1 mV、2 mV、5 mV、10 mV、… 、10 V)
 ON :微調整

Scale
電圧軸調整
電圧軸の単位を変更する。右側の波形アイコンでも変更できる。
※フロントパネルの電圧軸調整ノブでも操作可能。

Offset
垂直位置調整
波形の垂直位置を上下に移動させる。右側の三角アイコンでも移動できる。
※フロントパネルの垂直位置調整ノブでも操作可能。

Probe
プローブの倍率設定
初期設定が1X(1倍)なので、10:1プローブを使用する場合は、
10X(10倍)に変更する必要がある。

初期設定を10倍にしたい場合は、UtilityメニューのSetupで設定する。

Uiit
表示単位
V(ボルト)、W(ワット)、A(アンペア)、U(ユニット?)から選択する。

Coupling
カップリング
 DC  :DC+AC成分を表示
 AC  :AC成分のみ表示
 GND :DC+AC成分を除去

Bias
バイアス値の変更
測定値から指定した値を加算/減算して表示

この機能を用いることで、DC成分に含まれるAC信号を細かく測定したい場合、
DC成分の一部又は全てを削除することで、電圧軸を更に拡大させて表示できる。

バイアス設定

BW Limit
帯域幅制限
ONにすると、20MHz以上の高周波をカットすることでノイズを低減する。

Ch-Ch Skew
遅延時間
プローブの伝搬遅延を校正する際に使用し、±100nsの範囲で遅延時間を設定できる。

Label
ONにすると、チャンネル名(ラベル)が表示される。
ラベル名は、デフォルトのCH1~CH4から任意の名称に変更できる。

チャンネルラベル設定

Invert
波形反転
ONにすると、電圧値を±反転して表示する。



Horizontal(水平)メニュー

水平メニュー

水平メニューは次の方法で開く
・フロントパネルのMenuキーを押す
・Vertical(垂直)メニュー表示時にAcquisition(取得)ボタンをタップ
・画面上部の各ラベル(水平タイム ベース、サンプリングレート、水平位置)をタップ

Acquisition
取得モードを設定する
 Normal   :ノーマルモード(通常はこのモードを使用)
 Average   :平均モード(波形を平均化)
 Peak     :ピーク検出モード(取得間隔内で信号の最大/最小値を表示)
 UltraAcquire :高分解能モード
  (ランダム雑音を減らして画面上のトレースを滑らかにし、垂直分解能を向上させる)

Mem Depth
メモリ長(1 回のトリガで取得できる波形ポイント数)
時間軸が同じ設定時間なら、メモリ長が大きい程、波形を細かく取得できる。
設定したメモリ長は、画面上部のサンプリングレートラベル (Aアイコン) に表示される。

メモリ長

設定できる最大メモリ長は使用するチャンネル数で異なる。
 チャンネル数が1の場合   :25 Mpts
 チャンネル数が2の場合   :10 Mpts
 チャンネル数が3か4の場合  :1 Mpts

Roll
ロールモードの有効/無効
ロール モードでは、波形は画面の右から左に流れるように表示される。

 AUTO :ロール モード有効
     時間軸の単位を50 msより長くした場合、ロールモード表示になる。
     この時、メモリ長は自動的に選択される。

 OFF :ロール モード無効

Expand
時間軸調整時の拡大/縮小方法について設定する。
 Center  :画面中央を基準にして拡大/縮小(初期設定)
 Left   :画面左端を基準にして拡大/縮小
 Right   :画面右端を基準にして拡大/縮小
 Trigger  :トリガ ポイントを基準にして拡大/縮小
 User   :ユーザーが指定した位置を基準にして拡大/縮小
       (指定できる範囲は -500 ~ 500)

Scale
時間軸調整
時間軸の単位を変更する。右側の波形アイコンでも変更できる。
※フロント パネルの時間軸調整ノブでも操作可能。

Position
水平位置調整
トリガ位置を左右に移動する。右側の三角アイコンでも移動できる。
※フロントパネルの水平位置調整ノブでも操作可能。

Zoom
ズーム表示の有効/無効
ズーム表示にすると、上画面に全体波形、下画面に拡大波形が表示される。

ズームモード

Vernier
ONすると、時間軸が微調整モードになる。
※フロント パネルの時間軸調整ノブを押すことでも、
 粗調整/微調整の切替が可能(初期設定の場合)



Trigger(トリガ設定)メニュー

トリガメニュー

トリガメニューは次の方法で開く
・フロントパネルのTriggerキーを押す
・Vertical(垂直)メニュー表示時にTriggerボタンをタップ
・画面上部のトリガラベルをタップ

Type
トリガタイプ
波形の種類に応じたトリガ(Edge、Pluseなど)から、
シリアル通信用トリガ(I2C、SPIなど)まで全15種類の中から選択する。

※ここでは、初期設定のエッジ(Edge)トリガの場合について説明する。

Force
強制トリガ ボタン
トリガモードがNormal及びSingle の時、強制トリガを行う。
※フロント パネルのForceキーを押すことでも操作可能。

Sweep
トリガモード
 Auto  :指定したトリガ条件が見つからない場合、トリガを強制的に行う。
 Normal :指定したトリガ条件で繰り返しトリガを行う。
 Single :指定したトリガ条件で1回だけトリガを行う。

Source
トリガソース
CH1~CH4から選択する。

Coupling
カップリングモード
トリガ回路に入力する時の信号処理を指定する。
 DC  :DC 及び AC 成分を入力(初期設定)
 AC :AC 成分のみ入力
 LFR :低周波成分を除去して入力
 HFR :高周波成分を除去して入力

Slope
エッジタイプ
トリガエッジの種類 (立上り(Rising)、立下り(Falling)、両エッジ(Either)) を選択する。
※フロントパネルのトリガ スロープ設定キー(Slope)でも操作可能。

Level
トリガレベル
トリガレベルを調整する。
50%ボタンをタップすると、トリガーレベルがピーク・ツー・ピーク値の50%に設定される。
※フロントパネルのトリガーレベル調整ノブ(LEVEL)でも操作可能。

Holdoff
ホールドオフ時間
トリガ後に再トリガ開始までの待機時間を調整する。

Noise Reject
ノイズ除去
ONすることで、高周波ノイズを除去し、トリガの誤検知を低減する。



Cursor(カーソル)スイッチ

カーソル設定

カーソル測定は、次の方法で有効になる。
・フロント パネルのCursor キーを押す
・右上の機能ツールバーをスライドさせ、Cursors ボタンをタップ
・画面左下の機能ナビゲーション アイコン > Cursorsをタップ

フロントパネルにある多目的ノブ1,2を押すことで、
バーの移動方向(X、Y方向)が切り分かり、ノブを回転させることでバーが移動する。

測定結果は、画面右側のResult(結果)バーに表示される。

カーソル領域

Resultバーをタップすると、画面が追加表示され、
以下の項目をタップすることで次の操作ができる。
 Setting  :カーソルメニューが表示される。
 Remove : カーソルがクリアされる。

カーソルメニュー

このメニューにあるAX BX(又はAY BY) スイッチをONにすると、
カーソルAとBの間隔はそのままで同時に移動する。(ノブ1、2どちらでも可)

Navigation(ナビゲーション)スイッチ

ナビゲーションメニュー

ナビゲーションはトリガした波形について、画面を左右に移動させたり、
指定した条件を満たす箇所を検索し、その部分を表示させたりできる。

ナビゲーション メニューは次の方法で開く。
・フロントパネル のNavigationキーを押す。
・右上の機能ツールバーをスライドさせ、Navigate ボタンをタップ
・画面左下の機能ナビゲーション アイコン > Searchをタップし、Navigationをタップ

Mode
ナビゲーションモード
 Time     :時間モード。画面上を左右に移動させる。
 Search Event :検索モード。指定した条件を満たす箇所を検索し、その部分を表示する。

詳細については、ユーザーガイドの18. Search and Navigationを参照。

Math(演算)スイッチ

演算メニュー

演算機能によって、チャンネル波形を各種演算した波形をMath1~4に表示できる。

演算メニューは次の方法で開く。
・フロントパネル のMathキーを押す。
・右上の機能ツールバーをスライドさせ、Math ボタンをタップ
・画面左下の機能ナビゲーション アイコン > Mathをタップ
・画面下部の Math ラベルの M1-M4 をタップ

Operator
演算内容を指定する。
 算術演算 :A+B、A-B、A×B、A÷B
 関数演算 :Intg(積分)、Diff(微分)、Sqrt(平方根)、Lg (常用対数)、
      Ln(自然対数)、Exp(指数)、Abs(絶対値)、AX+B(線型関数)
 スペクトル演算 :FFT (高速フーリエ変換)
 論理演算 :A&&B(論理積)、A||B(論理和)、A^B(排他的論理和)、!A(否定)
 デジタル フィルタ :LowPass(ローパス)、HighPass(ハイパス)、
           BandPass(バンドパス)、BandStop(バンドストップ)

Scale等の項目については、Vertical(垂直)メニューと同様の操作内容になる。

AutoSetting
現在の演算設定に応じて、
Scale(電圧軸)とOffset(垂直位置)を最適値に自動調整する。

詳細については、ユーザーガイドの9. Math Operationを参照。

Ref(参照)スイッチ

参照メニュー

チャンネル波形を参照波形としてRef1 ~ Ref10まで記録できる。
参照波形は内部又は外部メモリに保存したり、呼び出すことができる。

参照波形表示

参照メニューは次の方法で開く。
・フロントパネル のRefキーを押す。
・画面左下の機能ナビゲーション アイコン > Ref をタップ

Current
表示させる参照波形をRef1~10から選択

source
参照する波形をCH1~4から選択

SaveToRef
参照波形が表示される。

Clear
参照波形が消去される。

参照波形の消去については、以下の方法でも可能。
・画面左下の機能ナビゲーション アイコン > Clear をタップ
・フロント パネルの各種動作ボタンの Clearキーを押す

VScale
電圧軸の単位

VOffset
垂直方向の位置
上記2項目については、Vertical(垂直)メニューと同様の操作内容になる。

Export
参照波形を保存するための画面が開く。
保存画面上で、ファイル形式(.ref、.bin、*.csv)、ファイル名、
保存先(内部メモリ、USBメモリ)を指定する。

Import
参照波形を読み出すための画面が開く。
読出し画面上で、ファイル名、読出し先を指定する。

Color
参照波形の色を指定する。

Reset
各種設定(VScale、VOffset、Color)が初期状態に戻る。

Label
ONすると参照波形名(ラベル)が表示される。
ラベル名は、デフォルトのREF1~10から任意の名称に変更できる。

詳細については、ユーザーガイドの13. Reference Waveformを参照。



Analyse(分析)スイッチ

分析メニュー

分析メニューは次の方法で開く。
・フロントパネル のAnalyse キーを押す。

分析メニューから以下の機能を呼び出すことができる。

DVM(デジタル電圧計)
デジタル電圧計メニュー

4 桁表示の電圧測定を行う。オシロのサンプリングとは非同期で計測を常に行う。
本機能は、次の方法でも呼び出すことができる。
 ・画面左下の機能ナビゲーション アイコン > DVM をタップ
 ・画面右上の機能ツールバーをスライドさせ、DVM ボタンをタップ

デジタル電圧計

詳細については、ユーザーガイドの11.1 Digital Voltmeter (DVM)を参照。

Counter(周波数カウンタ)
周波数カウンタメニュー

周波数、周期、エッジ数測定を行う。本機能は、次の方法でも呼び出すことができる。
 ・画面左下の機能ナビゲーション アイコン > Counter をタップ
 ・画面右上の機能ツールバーをスライドさせ、Counter ボタンをタップ

周波数カウンタ

詳細については、ユーザーガイドの11.2 Frequency Counterを参照。

Record(波形記録/再生機能)
記録メニュー

記録した波形を再生する。本機能は次の方法でも呼び出すことができる。
 ・画面左下の機能ナビゲーション アイコン > Record をタップ
 ・画面右上の機能ツールバーをスライドさせ、Record ボタンをタップ

詳細については、ユーザーガイドの17. Waveform Recording and Playingを参照。

Pass/Fail(合否判定)
合否判定メニュー

計測した入力波形に対し、予め設定した判定基準(マスクと呼ばれる)により、合否判定を行う。
合否判定に従って行う処理(検査停止、アラーム音、画像保存など)を設定できる。

本機能は次の方法でも呼び出すことができる。
 ・画面左下の機能ナビゲーション アイコン > Pass/Fail をタップ
 ・画面右上の機能ツールバーをスライドさせ、Pass/Fail ボタンをタップ

詳細については、ユーザーガイドの14. Pass/Fail Testを参照。

Measure(測定)スイッチ

測定メニューは次の方法で開く。
・フロントパネル のMeasureキーを押す。
・右上の機能ツールバーをスライドさせ、Measure ボタンをタップ
・画面左下の機能ナビゲーション アイコン > Measureをタップ
・Vertical(垂直)メニュー表示時に Measure ボタンをタップ

測定結果は、画面右側にResult(結果)サイドバーが開いて表示される。
Resultサイドバーを閉じたい場合は、サイドバー左下のマークをタップする。

Vertical(垂直)、Horizontal(水平)、Other(その他) をタップして、測定項目に移動する。
スライドでも測定項目に移動することもできる。

測定項目をタップすると、測定が有効になる。(最大 14 項目まで有効にできる)

詳細については、ユーザーガイドの10.2 Auto Measurementsを参照。

Vertical(垂直)
垂直メニュー

Vmax :最大電圧値
Vmin :最低電圧値
Vpp :ピーク・ツー・ピーク電圧値
Vtop :Top(上部平坦部分)の電圧値
Vbase :base(底部平坦部分)の電圧値
Vamp :VtopーVbase電圧値
Vupper :しきい値の最大電圧値
Vmid :しきい値の中間値電圧値
Vlower :しきい値の最小値電圧値

電圧測定

※しきい値の上限、中間値、下限の初期設定値は、
それぞれ 90%、50%、10%(測定設定メニューで変更可能)

Vavg :平均電圧値
VRMS :実効電圧値
Per.VRMS :周期内の実効電圧値
AC RMS :DC 成分を除いた実効電圧値
Overshoot :(VmaxーVtop)/Vamp
Preshoot :(VminーVbase)/Vamp

Area :画面内の波形全体の面積(単位:Vs)
Period Area :最初の1周期の波形面積(単位:Vs)

面積計算はゼロ基準より上の波形の面積は正で、
下の波形の面積は負とし、これらの和を算出。

Horizontal(水平)
水平メニュー

Period :周期(2つの連続する同じ極性のエッジ間の時間)
Frequency :周波数(周期の逆数)
Rise Time :立上り時間
Fall Time :立下り時間

時間測定

+ Width :+ 幅(立上りエッジから次の立下りエッジまでの時間)
– Width :- 幅(立下りエッジから次の立上がりエッジまでの時間)
+ Duty :+ デューティ(正のパルス幅と周期の比率)
– Duty :- デューティ(負のパルス幅と周期の比率)

パルス数測定

+ Pulses :正パルス数(しきい値の下限値以下から上限値以上まで上昇するパルス数)
– Pulses :負パルス数(しきい値の上限以上から下限以下まで下降するパルス数)

エッジ数測定

+ Edges :立上りエッジ数(しきい値の下限以下から上限以上まで上昇するエッジ数)
– Edges :立下りエッジ数(しきい値の上限以上から下限以下まで下降するエッジ数)

Tvmax :波形が最大値(Vmax)である期間
Tvmin :波形が最小値(Vmin)である期間

※しきい値の上限、中間値、下限の初期設定値は、それぞれ 90%、50%、10%

Other(その他)
その他メニュー

Delay(r-r) :ソースAの立上りエッジとソースBの立上りエッジ間の時間差
Delay(r-f) :ソースAの立上りエッジとソースBの立下りエッジ間の時間差
Delay(f-r) :ソースAの立下りエッジとソースBの立上りエッジ間の時間差
Delay(f-f) :ソースAの立下りエッジとソースBの立下りエッジ間の時間差

時間差と位相差

Phase(r-r) :ソースAの立上りエッジとソースBの立上りエッジ間の位相差
Phase(r-f) :ソースAの立上りエッジとソースBの立下りエッジ間の位相差
Phase(f-r) :ソースAの立下りエッジとソースBの立上りエッジ間の位相差
Phase(f-f) :ソースAの立下りエッジとソースBの立下りエッジ間の位相差

測定メニュー画面にあるSettingボタンをタップすると、測定設定メニューが開き、
閾値設定やインジケーター表示、ヒストグラムや統計機能等の各種設定を行うことができる。

測定設定メニュー



Display(表示設定)メニュー

表示設定メニュー

表示設定メニューは次の方法で開く。
・画面左下の機能ナビゲーション アイコン > Displayをタップ
・波形画面の右上にある横3本線アイコンをタップ

Persistence Time
波形の表示持続時間
Min、100 ms、200 ms、500 ms、1 s、2 s、5s、10s、Infinite(無限)

Minは高リフレッシュ レートで波形変化を表示するのに適している。

Infinite(無限)は取得した波形をクリアせずに、新たに取得した波形を表示する。
(過去の波形は低輝度、直近の波形は高輝度で表示)
ノイズやジッタを測定したり、偶発的なイベントを取得するのに適している。

Wave Intensity
波形の明るさ

Grid
グリッド表示の設定
 FULL :グリッド表示
 HALF :メイングリッドのみ表示
 NONE :グリッド非表示

グリッド表示設定

Grid Brightness
グリッドの明るさ

Window Transparency
ウィンドウの透明度
メニュー画面表示時の背景色の透明度を調整。100%で背景色が無くなる。  

ウィンドウ画面透明度設定

Cursor Brightness
カーソルの明るさ

Show Scale
スケール表示
初期設定はON(表示)で、OFFにすると、
画面下端の時間表示、画面右端の電圧表示が消える。

スケール非表示時

Color Grade
カラー グレード
ONにすると、サンプリング回数によって異なる色が表示される。

カラーグレート表示

Waveform Freeze
波形フリーズ表示設定
初期設定はON(有効)になっており、
サンプリング停止時に、複数のサンプリングと重ね合わせ後の波形を表示する。
OFF(無効)にした場合は、最後にトリガされた波形が表示される。

詳細については、ユーザーガイドの19. Display Controlを参照。

★下記記事で、低価格ロジックアナライザについて紹介しています。